未来郵便 〜15年越しのラブレター〜

チャペルの外階段の一番上で後ろ向きにブーケを投げる。

白い花のブーケは導かれるように花梨の手元に収まった。


そして、外階段を大好きな人達に見送られながら、花びらのシャワーを浴びて降りていく。


「大輝、耳貸して」

「ん?」

「15年越しのラブレター、ありがとう」


私の言葉に、葉山は目を見開く。

そして、極上の笑顔で。


「どういたしまして、俺の花嫁様」


そう言って、私を抱き上げた。