14歳〜白くも黒くもなれるギリギリの年齢〜

七瀬の言葉に対して、健ちゃんは少しピリピリした態度で

「‥そう思われてると知らんかった‥ごめん」とだけ答えた。


七瀬は続けて
「‥別に健ちゃんが悪いって言いたいわけじゃなくて‥なんか‥

‥七瀬はこのいつメンになれたことが嬉しいし、楽しいし、めっちゃ好きだし‥1人でもかけたらやっぱりもう元のいつメンじゃないと思うし‥大切だから‥

‥なんていうか‥もっと今のいつメンも大事にほしいっていうか‥」


とますます泣きじゃくって言葉を詰まらせながら言った。


その言葉はこのキャンプファイヤーのことや日頃のことだけじゃなくて、


‥たぶん、健ちゃんとゆっきーのことも言っているんだろうな‥と感じた。


すると、みりあも泣き出して、

「‥私だって‥本当は、このままみんなで1年間一緒にいたいと思ってる‥


‥でも私の力じゃどうしようもないことだし‥どうしたらいいかわかんないし‥自分のことばっか最初に考えちゃうから‥

‥ほんとに、ごめん‥」


そのごめんはもちろんみんなに向けた言葉であるけど、特にゆっきーに向けたものであるような気がした。



‥正直みりあはもっと冷たくて、ゆっきーが抜けても、


自分さえよければいいや、くらいに考えてると思ってたから、


こんなにいつメンのことを考えてたと思わなくて、


今のいつメンを好きなのも、大切にしたいと思ってるのも私だけじゃなかったんだ、と安心して、


その反動で今まで溜めていたものが放出されるかのように、涙が出てきた。