14歳〜白くも黒くもなれるギリギリの年齢〜

1時間目のHRで来る担任が誰なのかみんな知りたくて、知りたくて、しょうがない様子だった。





私も例外ではなく、その1人だった。だって、担任によってその1年が変わる、と言っても過言ではないと思っていたから。





健ちゃんと誰が来るか、予想して遊んでいたけど、結局どっちもはずれて、



中1のとき7組の担任だった気の弱い女の先生が来たんだよね。




その時、2人して外れたね、って笑い合ったっけ。




私にはそんなどうでもいいようなことでも健ちゃんと一緒なら、すごく楽しく感じられた。




お昼になって、ご飯を食べることになった。




とりあえず、同じクラスだったまゆちゃんと食べよう、と思って


まゆちゃんを誘おうと思った私の声を遮って、健ちゃんこう言ってくれたよね。





「津田も、一緒に食べん?」





知り合ってまだ2日だったのに、もうすでに、健ちゃんは私のことを津田って呼んでたよね。








私ね、健ちゃんに津田って呼ばれるの大好きだったんだ。








健ちゃんにつられて、私のこと風子って呼んでた子も、津田って呼ぶようになっていったけど、



私は健ちゃんの呼ぶ津田が1番好きだったよ。






あんなキラキラした笑顔で、誘われて断れる人なんているのかな、なんて思いながら、





「うんっ!」と思わずこっちも笑顔で返した。





女バスのまゆちゃんは前から健ちゃんと知り合いだったらしく、まゆちゃんもまぜて、男女8人くらいで一緒にお昼を食べた。