*オレを嫌いなキミが好き。*日本一(ピュア)の総長 × 日本一暴走族嫌い女子*



それも1台や2台じゃない。地面を揺らし、空気を切り裂きながら、どんどん大きくなってゆく。

ブヴオオォォ……ォォォン────ッッ‼

まるで巨大な生き物のような何かが、闇の彼方から迫ってくるのを感じた。

「…………っ……!?」

足が震えてとまらない。