どこからそんな大声が出るのって訊きたいくらいの絶叫が、寂れたスタンドの駐車場にこだまする。
「…………お……み……っ!?」
頬っぺたがブワッと熱くなった。
いきなり何言ってんのこのバカ‼って言いながら、思いきり首を締めてグラグラ揺すってやりたい。
でも、私がそれをするよりも、鷲尾がブッと失笑する方が早かった。
「くだらね、嘘ならもっとマシな嘘つけ」
そしてタバコを地面に投げ捨てる。
「嘘じゃねーし!だからこの千歳を雑に扱うとあんたらあとで大変な目にあうことに………」
「ンだとこの糞ガキィ!?」
大人しかった鷲尾が、一気に戦闘モード。
「軽々しく言ってンじゃねー殺すぞ‼」
「だいたいラギさんは筋金入りの女嫌いなんだぞ!?」
「こんなのと付き合うか!?」

