「……自分がいい加減で嘘つきだから人を信用できないんでしょ?可哀想な人たち」
「……ンだとォ!?」
ついイラッときて、思ったことを口にしてしまった。男たちが赤くなって目を剥く。
「おい千歳!ケンカ売ってどうすんだよお前ェ‼」
呆れるを通り越して、小海まで怒ってる。
「私がなんの理由であんたたちを騙さなきゃなんないわけ!?嘘つく理由ないでしょ!?その足りない頭で考えな‼」
でも熱くなった私の言葉はとまらない。
なんかもうヤケクソってやつだ。
「オマエ……すんげぇオモシレーーヤツだな……こんな女見たことねェーよッ……」
「っ」
「そこまで言うんなら連れてってやる。……でももし嘘だったら死ぬ覚悟くらいできてんだよな?」
怒りが一周したのか、男のひとりが私に興味を持ったらしい。
今ここで殴るよりもあとでジワジワなぶり殺したいのかもしれないけど、とにかくチャンスだ。
「連れてってよ。あんたたちの集まる場所に」
竜憧くんのいる場所に──

