「寝言いってんじゃねーよ‼」
「"あの人"にはオレらだって近づけねーのに。お前ら雑魚が知り合いだと?もう少しまともな嘘つくんだな」
「……嘘じゃないよ!」
そりゃこんな平凡な高校生二人組が、魔陀羅の総長の知り合いって言う方がムリかもしれないけど、頭ごなしに決めつけるから腹が立つ。
「会えば納得するから!」
「オレらがあの人を呼び出せるわけねーだろ!」
なんだよ、あんたらさっき人を雑魚とか言って自分等も魔陀羅じゃ雑魚なんじゃん!この雑魚雑魚雑魚男ッ‼
(なーんてことはさすがに口にしなかったけど)
これ以上揉めてもラチがあかないことは分かった。
「もういいよ……じゃ、りんど……総長さんに伝えて?警察が罠を張ってるから気をつけて……って」
「警察だ?」

