*オレを嫌いなキミが好き。*日本一(ピュア)の総長 × 日本一暴走族嫌い女子*




「……………………(はぁ!?なんだと!?)」

ちょっと待て。私、もしかして竜憧くんのファンだと思われてる?

その予感は的中だ。

「お前みたいなのが会いたいッつって簡単に会える人じゃねーんだよ、諦めろ‼」

「……ッ」

"お前みたいなの"って何!?"お前みたいなの"って‼

「私、別にファンじゃ……!」

「千歳!話こじれるから」

変なミーハー追っかけ扱いされてカッとなっちゃった。そんな私を小海が止める。

「えっと、オレたち総長さんの…………えーと、ちょっとした知り合いで、どうしても会いたいんです」

「お前らがラギさんと知り合いだァ?」

しかし、顔を見合わせた二人は呆れるように薄笑いを浮かべるのみ。まるで信じていない。