「着く前に確認だけど、絶対ムチャすんなよ?またあんときみたく大声で魔陀羅の悪口言ったり、間違っても幹部にケンカ売んなよ?いくら竜憧が……」
「分かってるって!」
いつも暴走しちゃう私の性格が、何かとトラブルの原因になってることは反省してる。
それにあのときの私とは変わったんだよ。
「不安。心配!気ぃ重っ‼だいたい千歳って女のくせに気強すぎなんだよなァ」
「うるさいなあ、だったら帰りなよ?」
心配してくれてるのは分かるけど、うちの親よりも小言が多い。
それに私だって、ぶっちゃけ小海に対してモヤッとした気持ちもある。
竜憧くんの噂のことだ。
「私も着く前に確認したいんだけど」
「……んだよ改まって」
「竜憧くんが総長だってこと、学校で言いふらしたのあんたなの?」

