こうしてる間も刻々と夜が迫る。 でも乃愛が言ってた警察の話が、100%本当かは分からないし、本当だとしてもそれが今夜決行されるとはかぎらない。 もしかして明日は何事もない顔で学校に来るかもしれない。 「……」 そう思うとそんな気もしてきた…………。 また私の勇み足かなって。私すぐ暴走するから。 でも! それじゃさっちに変わってもらった意味ないし、漠然とした胸の不安も拭えない。