*オレを嫌いなキミが好き。*日本一(ピュア)の総長 × 日本一暴走族嫌い女子*





繋がれていない豹のような男だ。今にも牙を剥きそうで。

でも、不思議と怖くなかった。

恐怖なんか麻痺して感じないくらい竜憧くんが大事だから…………。



「千歳」

ところが、当の竜憧くんは照れ笑い…………いや照れまくって真っ赤っか。

そして、そっと優しく私の肩に手をおいた。

「あの、なんか勘違いしてるみたいだよ?コイツはこれでも一応"友達"っていうか」

「……………………………………え?友達!?」

竜憧くんの言葉に3秒ほどフリーズ。

「"トウタ"っていうんだ。オレらとは違う学校だから知らないよね」