*オレを嫌いなキミが好き。*日本一(ピュア)の総長 × 日本一暴走族嫌い女子*




びっくりしたのと同時、それがいきなりバンッ!っと開いた。壊す気かってくらいの勢いで。

「いるか?」

そして当たり前のように入ってきたのは、目付きの鋭いひとりの男子。

その雰囲気はもう、ヤ⚪ザかってくらいのオーラ。

全身に纏う殺気に心臓がビクッと震えた。

まさか……う、う、討ち入り!?

また敵対している族のメンバーが襲ってきたんだと思った。

「あんた誰!?勝手にひとんち入らないでよ!」

とっさに竜憧くんを庇うように前へ出ていた。ほとんど身体が無意識に動いて。

「竜憧くんに何する気!?」

「…………ア?」

「なんかしたら許さないから!け、警察呼ぶから!」

「なンだテメエ?」

見知らぬ男の鋭い眼光が私を捉える。