*オレを嫌いなキミが好き。*日本一(ピュア)の総長 × 日本一暴走族嫌い女子*




「オレなんかが傍にいていいの?」

「だからそう言ってるじゃない!」

ほんとじれったいんだから。キッと顔を上げると、すぐに目線がぶつかった。

でも、どうしたの!?って訊きたくなるくらい真っ赤な顔してる。

胸がまたとくん、と、音をたてた。

「ち、ちとせ……っ」

「…………っ」

竜憧くんの瞳が揺れている。
吸い込まれて目を反らせない。

お腹の奥から好きって気持ちが溢れてくる。

磁石のように引き込まれる。離れたくない。

「千歳、……あのさ、よかったらだけど、キスしてもい……」

「…………!?だァめェェェ‼‼」