でも、それでも、悔しくて、辛くて、悲しくて、悲しくて、万が一……万が一……"あいつらが進路を邪魔しなかったら"……って一縷の望みが、 ずっと何年もしこりになって、 3人を憎まずにいられなかった。 おばあちゃんが死んだのは、あいつらのせいだって。 そしてそのうちだんだん暴走族そのものを憎むようになっていた。 でも、竜憧くんは違う。 救急車の進路を妨害するような人じゃない。 竜憧くんは…………特別。