*オレを嫌いなキミが好き。*日本一(ピュア)の総長 × 日本一暴走族嫌い女子*




「お前…………なんちゅうことを…………してくれたんやッ…………」

「何マジになってるの?だから何もしてないって言ってるでしょ?別に殴ったり蹴ったり犯したりしてない、ちょっと狭いところに入ってもらってただけ」

そう言って乃愛はシンクの下の方を指さした。

「…………!?」

何もないように見えたが、よく床を見ると床下収納がある。子供ひとり入れるかくらいの大きさだが。

「まさかこんなとこに閉じ込めてたんか……ッ」

「そうだよ、でもこの子、元気すぎて中で暴れるから静かにしてもらおうと思って、ちょうど今クロロホルム嗅がせたところ。何回も言うけどさ、危害はくわえてないよ?」

「ッ」

「連れ去るときもぜんぜん殴ってないし、スタンガンなんかも使ってないよ。薬でちょっと眠ってもらっただけだから」

反省どころか、しれっとした態度で乃愛は得意気に説明した。