そうやってめちゃくちゃ暴れまっていたら、急にすぐ頭上でドン!ッと大きな音がした。

びっくりして固まった瞬間、今度はカチャッと鍵を回すような音がして、ゆっくり、ゆっくり光が射した。

「…………ッ!?」

私の上の天井が開いた。ライトで照らされてるのかと思うくらい眩しくて、つい目を閉じてしまった。

やっと助かった……!?っていう安堵と、これを開けてくれたのが誰か分からない恐怖と半々。

目が光になれてくれるとゆっくり瞼を開けた。

私の上には覆い被さるような人影がある。逆光でよく見えないけど、じっと私を見下ろしているみたいだ。

でも、それが誰なのか気づいたら、口を塞がれてるのも忘れて叫びだしそうになった。

……………………何でッ!?…………何でここにいるのッ!?