だがその気持ちを読んだのか、椿子が自信たっぷりに頷く。

「私なら大丈夫だよ、絶対上手くや(演)るから。信じてよ」

「…………」

「こうしてる間にも、シュウの姿が見えないって探し始めるかもしれない。だから早く着替えて!」

「服まで持ってきたんかよ……ッ」

「私たちを信じて。もう迷ってる暇ないよ!」