やっぱりとても不思議な人。
コンロでミルクを温める彼の背中をみつめた。
「でもこのアパート動物禁止なんだ。それで妹に連絡して、飼える人いないか当たってくれって頼んだ。そしたら子猫見にくるって言うから、バス停まで迎えに行ってた」
「あ、それで……」
ちょうどそこへ私が来ちゃったんだ。
「なんか、急に来ちゃってごめ」
「何で!?ぜんぜんいいよ嬉しい‼」
彼がくるっと居間を振り返って私を見た。照れてはにかんで、でもほんとに嬉しそうな顔で。
そんな表情されたら、こっちまで嬉しくしなっちゃうよ‼
「で、で、でも3匹も飼い主探すって大変だよね?」
「ンー、でも、知り合いとか当たればなんとかなるかな」

