「本当に確認すんなよ(笑)」 そう言ってキッチンから楽しそうにする康平の声が聞こえてくる。 「だって記憶ないし……。」 「だからって朝っぱらからゴミ箱漁るとかうける。」 「漁ってないし!!上から見ただけだし!」 そう言ってそのまま ゴミ箱を脇におき、テーブルの前に座り直す。