TUG of WAR ~恋のつな引き~

恐る恐る開けてみると、ダブルループにダイヤが散りばめられているネックレスだった。



「え…こんな高そうなの貰えないって!」



先生28歳だし教師という職業上それなりに稼いでるだろうから、到底私には馴染みのない値段くらいしそう。



「値段は気にしないの。これが優佳に似合うと思って選んだものだから。」



優佳に似合うと思って、という言葉だけで心が満たされるくらい嬉しい。

先生はネックレスを取り出し私の首に付けてくれた。



「お、めっちゃ似合ってる。」



学校では決して見せないあどけない笑顔でそう言ってくれた。



「ありがと……。」



ふだん褒め慣れていないから、耳まで真っ赤になりそう。