TUG of WAR ~恋のつな引き~

「えっすごいきれい!!」



停車したと同時に優佳は車から飛び出して柵へと向かう。



「こんな場所近くにあったんだね。いやー本当にきれい。」



その後も優佳は何回も「きれい」を連呼するくらい、喜んでくれた。



「ありがとね、ここに連れてきてくれて。」



満面の笑みで優佳が俺のことを見つめるものだから、
俺はまた口付けをしてしまった。


これはもう優佳の言う通り相当溜まってるのかもしれない。

他に人がいないというのもあるかもしれないが、
ここまですぐにキスしたくなるのは俺でも珍しい。



「あーもうまたしちゃったわ、ごめん。」

「やっぱり溜まってるんでしょ。」

「かもな。」



俺は軽く笑って受け流したけど、半分笑えない。