そう思いつつ、紙袋に入れて昨日のうちに作ったクッキーも一緒にいれる。
鏡で全身をチェックしてから、カバンと紙袋を持って家を出る。
駅まで歩くと汗が浮かぶけど、電車に乗ると涼しくていっきに汗が引く。
夏休みの電車はまだ人が少ないから、助かるなぁ。
いつもの特等席に座って考えていると、2駅進むと理央が乗ってくる。
「花」
って名前を呼んで笑顔を向けてくれるのが、数日ぶりでドキッとしてしまう。
席が空いているから私の隣に座る理央。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…