道路に寝転んで顔だけ上げた状態の俺の告白に、名前も知らない彼女は驚きで大きな目を見開かせる。
出会ってたった3秒。
呆気なく恋に落ちた俺は、勢いで生まれて初めての告白をこんな滑稽な姿でしてしまった。
やばい!
後から焦りが押し寄せて来る。
だけど言ってしまったものは仕方ない。
周りにはたくさんの生徒がいる。
明日から俺、有名人だろうな。
校門前でヘッドスライディングしてから、超絶美人に告白して振られる。
そんな噂が流れるに違いない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…