私に恋愛要素など一つもない

「兄さん」


和樹「お、いいとこに」

「なに?」

和樹「昨日美術室に忘れもんしたみたいでさー、取ってきてくんない?」

「はいはい」

美術室は東棟で図書室の下の階の部屋だ。

ガラガラ

「失礼しまーす」

緑色の髪をした少年はキャンパスに向けていた身体をビクっとさせ、こちらをみた

?ビク「わぁ!」

「あ、すいません」

?「あ、いえ。」

「教科書みたいなのありませんでしたか?」

?「あ、ありましたよ!どうぞ、」

「ありがとうございます!」ニコ

悠月はお礼を言って美術室を後にした