『うっわ。かわいい・・』

私はさっそく髪の毛を束ねて、ひとつにしばり、
どう?と、後ろを向いて彼に見せた。

「白うさぎみたい。・・かわいい」

やっぱり。
耳、赤くなってる。

『ありがとね』
「うん」

彼は頬いっぱいに、ラーメンのあとにきたチャーハンを詰め込んだ。

餃子は6個中、2つを私が食べて、4つを彼が食べた。


幸せすぎて、なんだか怖いよ。