「夕菜！夕っ！喧嘩やめろ！」
「え？って翔！」
「本間や…翔君」
えっ？！
夕菜と翔って仲良かったの？
「二人とも穂香が困ってんだろ？」
「本間や！ほのちゃんごめんな…？」
「穂香ごめん！」
「もぅなにが何だかわかんないよ！」
私はとぅとぅ意味がわからなすぎて…叫んでしまった。
「ほのちゃん…あの…」
大路君が話しかけたけで夕菜がそれを遮り話し出した。
「…ごめん。穂香。私、翔と付き合ってるんだ…でも穂香、翔が好きだったんだよね？なのに…私が」
ん？
翔と夕菜が付き合ってる？
「えーっ！？二人って付き合ってるの？」
「え？知らなかったの…」
「うん…」
「けど…前に見たって…」
「あれは………お…おじくんと…」
「は？違うよ！私と夕陽は…」
「言ったから…」
「言ったの？……はぁ。弟なんだよ。夕陽は。」
「ほんと…に？」
「うん。」
夕菜がちょっと嫌そうな顔でうなずいた…じゃぁ、じゃぁ…
「よかったぁ〜」
