はじめての経験

秀輝side
はぁ。緊張するな…
お茶を持って2階に上がると、夢芽がベッドに座っていた。
「誘ってるのか?」
と聞いてみる。
「誘ってはないけど…しゅーき好きだよ。」
そう言われて嬉しかった。だから、ニコニコしてみた。
「え、なに?」
「男の部屋に2人とか何かあっても知らないからなっ」
「しゅーきなら平気だよ!でも…」
「でも?」
恥ずかしそうに夢芽が言う。
「優しくしてね?」
パフッ。俺は耐えきれなくて夢芽を押し倒した。
「初めてか?」
「うん…/////」
「そうか。優しくするからな。」