『んっ…ぁ、っ…』



『んぁ…ふっ……んんぅ』




広い室内に響く私の聞きなれた喘ぎ。




意外と大きかったチャラ男の家を


背中に腕を回しながら見渡す。




「っはぁ、なまえ、は、?」



情事の合間に聞かれるとは。



「っ、ま、ひろ…んっ」




はは、名前も知らない相手とヤるとか面白いね。




私は聞こうとも思わないけど。







「っ…ィク//」


そう言って顔を歪めたチャラ男と共に、私も果てる。





ふっ…と意識はそこで途絶えた。