〜美紅side〜
龍馬兄と仲良くなれたところに、高杉の一言で事情説明が始まった。
…だけど、さっきから高杉さんの様子がおかしい。
なんというか…ずっと私だけを見られてるような…。
やっぱり未来から来た、とか言ってるから警戒されてるのかな…。
「それで、美紅は本当にその『へーせー』という時代からきたのか?」
「うん、そうだよ。」
「それで、そのへーせーはどんなふうになってるんだ?」
「私のいた時代は科学が進歩してて、戦いはほぼなくなってるよ。」
と、当たり障りのない質問の受け答えをしていると龍馬兄が
「じゃあ美紅のいた時代に未来の好き奴はいるのか?」
「なっ!?/////」
り、龍馬兄今なんて言った!?
好きな人ってなによ!
「いる訳ないでしょ!/////」
「その割には顔が赤いな。美紅はからかいがいがあって面白いな。」
と言いながらニヤニヤしてくる龍馬兄。
…そしてその様子を面白くないような目で見てくる高杉さん。
「…高杉さん?どうしたの?なんか不機嫌そう…。」
「…誰のせいだと思う?」
…そのいつもより低い声と、冷めた目で言われると私もビックリしてしまった。
さすがの龍馬兄も高杉さんの変化に気づいたようで
「高杉、どうしたぜよ?なんか不機嫌がか?」
「…ふん。」
龍馬兄の問いかけには答えず、高杉さんは1人で別室に入っていった。
「あっ…。」
「…一体どうしたんだか、高杉は。」
「大丈夫かな…。」
「高杉は大丈夫だ。きっと…。」
「だといいけど…。」
今の私には龍馬兄の言葉を信じることしかできなかった。
龍馬兄と仲良くなれたところに、高杉の一言で事情説明が始まった。
…だけど、さっきから高杉さんの様子がおかしい。
なんというか…ずっと私だけを見られてるような…。
やっぱり未来から来た、とか言ってるから警戒されてるのかな…。
「それで、美紅は本当にその『へーせー』という時代からきたのか?」
「うん、そうだよ。」
「それで、そのへーせーはどんなふうになってるんだ?」
「私のいた時代は科学が進歩してて、戦いはほぼなくなってるよ。」
と、当たり障りのない質問の受け答えをしていると龍馬兄が
「じゃあ美紅のいた時代に未来の好き奴はいるのか?」
「なっ!?/////」
り、龍馬兄今なんて言った!?
好きな人ってなによ!
「いる訳ないでしょ!/////」
「その割には顔が赤いな。美紅はからかいがいがあって面白いな。」
と言いながらニヤニヤしてくる龍馬兄。
…そしてその様子を面白くないような目で見てくる高杉さん。
「…高杉さん?どうしたの?なんか不機嫌そう…。」
「…誰のせいだと思う?」
…そのいつもより低い声と、冷めた目で言われると私もビックリしてしまった。
さすがの龍馬兄も高杉さんの変化に気づいたようで
「高杉、どうしたぜよ?なんか不機嫌がか?」
「…ふん。」
龍馬兄の問いかけには答えず、高杉さんは1人で別室に入っていった。
「あっ…。」
「…一体どうしたんだか、高杉は。」
「大丈夫かな…。」
「高杉は大丈夫だ。きっと…。」
「だといいけど…。」
今の私には龍馬兄の言葉を信じることしかできなかった。