pipipi

ガシャ

んー… 12時過ぎか… そろそろ学校行こ…

制服の上からお気に入りのパーカーを来て下へ降りる。

「起きたのか、桃。 学校行くのか?」

「ん…」

「ご飯は?」

どうしようかな。 そんなにお腹空いてないし。

「…いらない。行ってきます…」

気を付けて行けよーなんて言いながらご飯を食べてるお兄ちゃんを背に学校へ向かった。


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「あ… ねぇ、日向さん来たよ。」

「ほんとだ… 今日はお昼からだねぇ。」

教室に入った途端こそこそと私の話をする人達

毎日飽きないのかな。私の事なんて無視すればいいのに。

私が日向財閥の娘だからか、はたまた日向組の娘だからだろうか。

そんな理由なんて私には関係ないし。

「……うるさい。」

屋上行こ………

カバンだけ置いて屋上へ向かった。