「えっ………別に あいって、呼びたくなったから? ってか、高瀬が愛って呼んでるから…」 最後の方は聞き取れないぐらい 小さかったけど そんな言葉が聞けただけで充分。 今日はきっと 忘れられない日になりそう。 奏太の事、もっともっと好きになっちゃいそう。 「ね、奏太?」 「ん?」 「すきっ!」 「知ってる。」