「うっ、うっ…ぐすっ…」 ベンチで涙をふいてたら 「はい」 飲み物を買ってきてくれた 「ありがと…」 …また、沈黙 奏太くん、なんか考えてるし… やっぱり… 「ね…怒ってる…?」 「え?なんで?」 「だって…迷惑じゃなかった?」 そう言うと 奏太くんはすこし考えてから前をみて話しはじめた 「…ずるい」 「え?」 「俺、期待しちゃうじゃん」 え?!え?!