それからも、私は気になって仕方なくて
ダメだと思いつつもゆーちゃんのスマホ
を手にとった。
「嘘でしょ、、？」
思わず声が出てしまうくらいショックで。
『今日は楽しかったよ』
『愛してるって言ってよ〜』
『嫁は気にしなくて大丈夫！』
ズラズラと出てくる出てくる。
ゆーちゃんはここ最近、冷たくは
なったものの、普通に私を求めてくれ
てたし、愛してる。の言葉もあった。
だからと言って、浮気なんてしない
と思ってた私も馬鹿だったみたいだ。
『紗季』
その女の名前。やはりあのＳＮＳの女。
このままゆーちゃんに言えば、スマホを
勝手に見たのがばれてしまうし
どうにか考えてから話そう。と、
とりあえず眠りについた。
