「彩音先生って、そうやってスキンシップするの癖?」
「え?」
「さっきも修斗君の肩ぽんぽんってしてたし、昨日も俺の頭撫でてたし」
「癖?そうなのかな?まあ元気なくしちゃった子どもには、よくスキンシップするかなあ?」
「え?俺、もしかして子ども扱い?」
「いや、子どもっていうか……私が昔飼ってたトイプードルに似てるんだよね」
「まあ確かに似てるけど、俺犬かあ……」
そうやってしゅんとして頭をうなだれている姿もうちのトイプードルのメルちゃんに似てるとは、とても言いにくかった。
「おーい、清良あ!」
どったんどったんという重いスキップ音とともに、ランドセルを降ろして身軽になった修斗君が清良君のそばにぴたっと寄り添ってにっこりと笑った。

