「……ごめんなさい……」
「そうだよね。気持ちも落ち着いたみたいだし、謝りに行ける?」
「行ける」
「そっか。偉いね」
私は修斗君の頭をよしよしと撫でると、一緒に手をとって清良君の前に連れて行った。
清良君の前に修斗君を連れて行くと、修斗君は大きな清良君を睨むようにして見上げていた。
「清良君!子ども達とお話しするときは、目線合わせるといいよ」
「そうなんですか。分かりました」
清良君は、私が耳打ちしたアドバイスを素直に聞き入れると、修斗君の正面にしゃがんで修斗君をじっとみた。
「……さっきはぶつかってごめんなさい」
修斗君は、清良君に素直に謝ることができた。
それをみた私は、ほっとした。

