月城学園2A 窓際一番後ろ ここが私の特等席

前の席に白髪でバスケ部。皆のまとめ役の霜月優輝こと、ユウ

その隣には水色髪をポニテでまとめてる皆のマドンナ。水無月美咲こと、サキ

私の隣には 金髪バスケ部。皆のムードメーカー。双子の弟如月夏希こと、ナツ

そして私金髪を腰までストレートにおろしてる。傍観者。双子の姉如月冬希こと、ユキ
そんなメンバーで話は進んでゆく……。

朝、いつものようにナツと一緒に登校して
自分の席に座る。窓から入ってくる心地よい風を感じながら私は机に突っ伏してうたた寝をする。

ユウ「おきて。2分前。」

ユキ「ん。サンキュ」

ナツ「ん〜、」

8:28 先生が教室に入ってくる2分前。
必ず双子を起こす毎朝ユウの日課になってしまっている。

私は起こされたあと、愛読書の本を手に取り読み始める。先生がHRを始めたが私は関係なく、本を読み進める。

HRが終わりもう一度寝ようかと思ったとき、

先「霜月 如月姉、ちょっといいか?」

ユウ「はーい」

ユキ(嫌な予感)

先「お前ら2人で球技大会の実行委員をしてくれないか?」

ユキ「めんどいんで嫌です」

ユウ「ユキ!!」

先「言うと思った。霜月はどーだ?」

ユウ「俺はいいですけど」

先「お前ならそーゆうと思ったわ」

ユキ「てか、サキでいいじゃん?」

先「そーも思ったんだが、2人がバランス的には1番いいと職員室で話になったんだよ。」

ユウ「やろうよ、ユキ?俺もユキとやりたいし」

ユキ「…わかった。ユウがそこまで言うなら、やるよ」

ユウ「ユキ、ありがとう!」

先「よし、決りだな!今日放課後に集まりあるから」

ユウ「はい!」

ユキ(嫌な予感的中)

サキ「なんだったの?」

ユキ「球技大会の実行委員頼まれた」

ナツ「うっわぁ。ご愁傷さま」

この学校は季節ごとに球技大会があり様々な行事を行う。
主なものは、夏季体育祭。秋季文化祭。春期校内ウォーク・ラリー。冬季パフォーマンス・タイム。などなど

他にもやたら広い敷内で色々な事が行われている。

ユキ「サキ今日集まるから部活行けない」

サキ「わかった、がんばってね!」

ユキ「うん」

ナツ「ユウもか?」

ユウ「うん」

ナツ「りょーかい!先輩に言っとくわ!」

ユウ「ありがとう!」

ナツ「おう!」

〜放課後〜
サキ「じゃー委員会がんばってね!」

ユキ「うん。サキも部活頑張って」

サキ「うん!」

〜実行委員会〜
弥「でわ、全員揃ったので実行委員会を始めます。私は実行委員長を務めます、弥生桜子です。初めてなので自己紹介してもらいます。学年クラス名前をお願いします。」

弥生桜子。学校美女Top5のNo.2。弥生美桜の姉。美桜はA組の学級委員のこと。
ちなみに、サキはNo.3。

弥「質問はありますか?ないようなのでこれで終わります。解散」

「ありがとうごさいましたー」

弥「ごめん。霜月君ちょっと時間いいかな?」

ユウ「はい?」

ユキ「先行ってんね。」

ユウ「うん」

No.2に連れていかれたユウを待っているとサキとナツが話しながら歩いる。

私に気づくと2人とも小走りで手を振りながら来る。

サキ「おつかれ!」

ナツ「おつかれー」

ユキ「おつかれ」

ナツ「ユウは?」

ユキ「話があるって連れていかれた」

ユウ「もう、終わったよ」

ナツ「揃ったし、帰るか」

サキ「そーだね」

少し早めにでたナツとサキを追いかけつつユウに話しかける

ユキ「なんの話だったの?」

ユウ「美桜のこと聞かれた。」

ユキ「ふ〜ん」

ナツ「おーい!早く帰ってゲームしよーぜ!」

ユウ「早く行こう?ナツたちが待ってる」

ユキ「あぁ」

私たちは4人で寮まで続く桜のトンネルを並んで歩いた。。