「俺はトイレ行ってくる
花火が始まる前には戻ってくるから、それまでになんかあったら連絡しろな」
『わかった』
将希は人混みの中へ消えていった
「ねえねえ、お姉ちゃん」
浴衣が引っ張られた方をみると保育園に通ってるくらいの男の子がいた
『どうしたの?』
「あのね、お兄ちゃんとお兄ちゃんの友達と来てたんだけどはぐれちゃったの」
『そっか、ならあたしも一緒に捜すね
お名前は?』
「僕、舜!
お姉ちゃんは?」
『あたしは雛だよ
舜君のお兄ちゃんの名前は?』
「コウ兄ちゃんだよ!」
『わかった、なら行こっか』
《迷子の男の子に遭遇しちゃったから男の子の家族を捜してくるね。
男の子を家族のところに送ったらすぐさっきの場所に戻るね。》
将希にLINEを送って舜君と手をつないで会場をまわった
