水色ガールフレンド


ブツブツと考え込んでいる俺を見て、

「とりあえず落ち着こうよ!ね?君、意識ぶっ飛びすぎ!」

いつの間にか彼女が目の前にいて俺の肩に手を置いている。

艶やかな肌に長い睫毛を見て化粧してないんだな…って!

驚いて目を見開いている俺に

「大丈夫?」

なんて手を振っている。

その問いかけに、

「ぜ、全然大丈夫!」

噛みながらも、無理やりに近い笑顔を浮かべると安心したようで肩に置いていた手を離した。

少し残念に思いながらも、心臓は安心したようで異常な程速かった鼓動も治まった。