ーバタン。 自分の部屋に入って扉を閉める。 そのまま扉に寄りかかる。 「…はぁ。もうなんか泣きたい。」 あたしだって夢に見てた。 景ちゃんと毎日一緒に通学して、 舞と他愛もないことで笑って、 バスケを続けて新しいチームでプレーして、 あわよくば、景ちゃんと付き合えたらなぁ ……なんて、 そんな高校生活を夢に見てた。 けれど、そんな夢が消えたのは入学する1週間前のことだった。