君と私の甘い嘘。




それから、入学式はスムーズに行われて1日は終了した。



今日から早速部活動見学が出来るけどあたしには関係ない話だ。




速攻で家に帰った。




「ただいまぁー」



「おかえり。あら、祐梨?早いわね?」



「うん、だって部活動入らないし。」



「え!?」



「お母さん、あたし高校でバスケしないから。」




あたしがそう言った途端顔が強ばるお母さん。


あ、ちょっと怒らせちゃったかも…。


早いとこ、自分の部屋に行こう。





「ちょっと待ちなさい。」





……遅かった。





「いくらお母さんに説得されてももう決めたの。」




「理由は?」




「……別にバスケに興味がなくなっただけ。」




「ちがうでしょ?」




「…違ってない。」




「祐梨。あの話のことは気にしないであなたは普通にしたいことしていいのよ?」




「………。」




「だからバスケは高校でも続けて「もう決めたの!」




あぁ、やってしまった。

大きな声出しちゃった。




「祐梨…。」



「大きな声だしてごめん…それとお母さん。あの話は景ちゃんにはしないで。自分で言うから。」





もちろん言うつもりはさらさら無い。


けど、こう言わないときっとお母さんは景ちゃんに言ってしまうから。