「すげーよな。なんでそこまでするのか聞いたこともないし、考えもつかない。」
「ただ勝ちたいだけじゃねーの?」
「まぁそれはそうだろうけど。他に理由あると気がするんだよな。」
「ふーん。」
創は確信はないけどな。とか言ってヘラっと笑う。
俺が祐梨を見ているように、創は凪咲を見てんだな。
「ま、無理はさせんなよ。怪我して試合に出られなくなったなんて1番ありえないからな」
「ははっ、だから放課後残ってるんだろ?」
「……創。」
「なんだ?」
「お前、さいこーだな。」
「は?いきなりどーしたんだよ」
男からみてもこいつはカッコイイと思った。
顔はもちろんだけど、中身も全部。
ま、絶対本人には言ってやらないけど。
「つーか、はやく練習始めようぜ。人ももう集まっただろ。」
「そうだな。」
こうして、祐梨初参加の合同練習は始まった。
