君と私の甘い嘘。





そんなことを考えてるうちに体育館に人は増えた。



祐梨も着替え終わって凪咲のバスケに付き合ってる。




あいつまた上手くなってないか?




凪咲の練習メニューはきついけど効果的だからな。



でもなんか、凪咲のプレーに少し似てきていてムカつく。



祐梨には俺を真似てほしいのに。





「景都。祐梨ちゃんガン見しすぎ。」




「別にいいだろ。創も凪咲ガン見してれば?」




「そうだなぁ…でも俺は今見なくても練習後いくらでも見れるからな。」




「練習後?」



「あれ?言ってなかったっけ?」



「なんも聞いてない。」



「3年なってから俺、部活後に自主練してんの。」



「へー、そうだったんだな。それで凪咲誘ったのか?」




「いや、そうじゃない。あいつはずっと前からしてたらしい。」




「は?まじで?あいつ朝練もしてるだろ?」




「あぁ。飽きもせずに土日もしてるらしい。」





俺以上にバスケバカだろあいつ。