そんなことを言ってるうちに体育館のドアが開
いた。
ここにいたのは、俺と創とあと、凪咲の3人だけ。
3人とも部活の準備で会話はなく、静かな体育館。
そんな中大騒ぎして入ってきたのは…
「凪咲せんぱーいっ!祐梨連れてきました♪」
「ちょ、美夜先輩声大きい!」
美夜と祐梨だった。
ほんとに来たんだな祐梨。
祐梨はまだ俺がいることに気付いてないらしい。
俺も気づいてない振りしとくか。
久しぶりすぎてなんて話しかけていいかわかんねぇし。
それでも静かな体育館では祐梨たちの会話は響く。
「あのバカに今日来ること言った?」
そう言う凪咲の声が聞こえる。
いっつもバカ呼ばわりしやがって。
創はなんであんなやつが好きなのか理解できない。
そりゃ、バスケは確かに上手いし、頼りになるって言ったらなるけど…
あいつは悪魔だ。
