君と私の甘い嘘。





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それから時間は過ぎて放課後。



「ゆーうりーっ♪」



ーーギュッ。

帰りのHRが終わったと同時に抱きついて来たのは…





「…美夜先輩。くるしいですー」



「祐梨、今日部活来るんでしょ!?」



「行きますけどなんで知ってるんですか?」



「凪咲先輩から昨日嬉しそうに祐梨が来るって言ってたから!」




昨日って…あたしが行くって凪咲先輩に言ったの今日の朝なんだけどなぁ……




お見通しすぎてほんと怖いなぁ。




「それで、火曜と木曜は凪咲先輩、男子と練習メニュー打ち合わせするために先に体育館に行ってるから今日は美夜だけがお迎えなの!」




「ありがとうございます。あ、でも美夜先輩。もうお迎え大丈夫ですよ?」




「ん?景都先輩と仲直りしたの?」




「仲直りっていうか…まぁそうですね」




「そっか!でも明日からも美夜はお迎え来るよ~!」



「えっ、なんでですか?」



「だって、体育館までの通り道だし~美夜が祐梨にはやく会いたいから!」




そういってウインクまでする美夜先輩。


だめだ、やられた。


先輩なのに可愛いと思ってしまう。




「じゃあお言葉に甘えて部活に一緒に行かせてもらいます」




「あははっ、祐梨だいすきー」





そういってまた抱きついてくる美夜先輩。



ほんと先輩たちには敵わない。