「諦め悪いな…お前。」
創くんの言う通りだ。
景ちゃんは諦めがわるい。
それがいい方に働く事もあるけど、こうやって悪い方にも働く。
どーにかして諦めさせないと。
「景ちゃんこれだけは譲れないの。」
「俺も譲れない。」
…はぁ。どうしたものか。
「景都ー。祐梨ちゃん困ってんじゃん。」
「しょうがないだろ。祐梨今日の部活来ないしもう一緒にいる時ないんだから。」
「お前なぁ、どんだけ祐梨ちゃんといたいんだよ。」
「うるせぇな。お前も凪咲と飯食べてればいいだろ」
「はぁ?なんでそこで凪咲が出てくんだよ。意味不明。」
ん?凪咲先輩?
創くん凪咲先輩と付き合ってるの?
ていうか、あたし今日部活行くのにな。
「部活いくよ。」
「「え?」」
「あたし今日から火曜も木曜も部活行くからそれでいいでしょ。」
「「………。」」
2人の目が点になってる。
「ほら、だからもう今は帰って。これあげるから。」
そういってあたしはポケットからいちごみるくの飴を2人の手に握らせる。
あたしのポケットには常にこれが常備されてる。
なんでかって?
あたしが好きだから。
「じゃあまた後でね2人とも!」
そうしてあたしは舞のところへ戻る。
