そして、いつも通り凪咲先輩の鬼の特別練習が始まる。 凪咲先輩のおかげで、練習中に景ちゃんが話しかけてくる事はない。 「あたしとバスケしてるのに違うこと考えるなんて、随分と余裕なのね。」 「あっ」 あっという間に、凪咲先輩にボールを奪われた。 だめだ。バスケしてる時、別のことを考えるなんて言語道断だ。 「すいませんっ。次お願いしますっ!」 「ふふっ、それでなくっちゃ」 こうしてあたしと凪咲先輩は1時間半の朝練を終えた。