君と私の甘い嘘。





「すげー。祐梨ちゃんもう馴染んでるじゃん」




「そうだな。」





男バスが休憩時間で女バスが活動している時、俺と創は久しぶりに見る祐梨のプレーに感心していた。





「なんつーか、凪咲と祐梨のプレー似てるな。」




「そうかー?俺はどっちかって言ったら祐梨ちゃんとお前のプレーの方が似てると思うけど」




「は?俺?」




「ドリブルの仕方も、シュートのうちかたも。お前そっくり…必死で真似したんだろうな。」





創の言葉を聞いてすこし嬉しくなる。



俺は女子かよ。





「あ、そーだ。凪咲から聞いたか?」



「何を?」



「凪咲が祐梨ちゃんに出した条件。」



「内容は聞いてないけど」



「祐梨ちゃん、火曜と木曜の男子との合同練習は来ないらしいぞ。」



「……は?」




いやいや、ちょっと待て。

それって、俺と祐梨が一緒にプレーできないってことだろ。




「ははっ、お前相当避けられてんなぁ」



「……まじ勘弁しろよ…」



「自力でどうにかするべきよ…って、凪咲言ってたぜ?」



「あいつ…まじ鬼だな。」






そう呟いて凪咲を見ると、気付いていたようで
ニヤッと笑ってきた。




性格悪すぎだろ!!!