祐梨のためだったら何だってしてやる。
特にバスケに関しては。
俺があいつをバスケに誘ったんだからな。
あいつがやめるにしても俺に責任はある。
「じゃ、この1週間、祐梨がバスケ部に入るまで祐梨には関わらないで。」
「は?」
いや、ちょっとまて。
「それはおかしいだろ」
つーか、凪咲、すでに祐梨を呼び捨てにしてるし。
「あたしの計画にあんたは邪魔なの。女バスのためにも手出さないで」
「………あいつがバスケ部入るまででいいんだよな?」
「えぇ。もちろん。」
「乗った。」
こうして、俺と凪咲の契約は結ばれた。
俺は、この1週間に後悔するとは知らずに。
