望和『唯くん、 もう私と別れて下さい』 私は、いつの間にかそうメッセージを打ち 唯くんへ送信していた。 送信しても、 不思議と涙が出てこなかった。 でも、 唯くんからの返信を待つ間に、私は今まで唯くんと話したことを思い出していた。