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「あっ、もう5時だ。
もう冬だし...暗くなるの早いから帰ろ?」
「うん!!」
「俺たち、めっちゃ集中してたね(笑)」
「確かに!!
...なんか、唯くんといると頑張ろうって思えたよ!!」
「あー。
なんかそうサラッと嬉しいこというの反則。」
「え、えへへ〜」
「なんか、帰りたくないなーなんてね」
「...」
私も、唯くんと同じ事を思っている。
このまま、帰りたくないないって。
月曜日からはテストも始まっちゃってなかなか会えなくなるから。
学校でも違うクラスだから会う機会も少なくなるし。
学校だと、思いっきりイチャイチャできないし...。


